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ふれあい (鉄道車両) : ウィキペディア日本語版 | ふれあい (鉄道車両)
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ふれあいは、日本国有鉄道(国鉄)が改造、所有した団体臨時列車用の和式客車で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承、1990年(平成2年)まで使用された。 == 概要 == 国鉄では1960年頃より団体客用にスハシ29形やオハ61形など旧形客車を改造した和式車両を登場させ使用してきたが、車両自体の老朽化に加え構造上冷房が搭載不可能であったり、乗り心地が悪いなどサービス面で満足の出来ない車両が多かった。 そこで1972年に冷房搭載車であるスロ62形、スロフ62形を改造した6両編成の和式客車が金沢鉄道管理局に登場。以降、静岡、門司、長野、名古屋、大阪、東京南の各管理局下へと配置した。この東京南鉄道管理局の品川客車区(→品川運転所→現在の東京総合車両センター田町センター)に配置された編成は、鉄道ファンの間で「シナ座」と呼ばれ1986年に同区へ新しい和式客車「江戸」が登場するまで活躍を続けた。 この「江戸」の登場により余剰となった「シナ座」は水戸鉄道管理局へと転属することとなり、転属先の水戸客車区では愛称が付けられ、ここで初めて「ふれあい」となったが、「シナ座」の例に倣って「ミト座」と呼ばれることも多かった。
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